会社のレベルと、問題の感度
会社の特徴を推し量る視点のひとつに、問題に対する感度というものがあるように思います。その会社がどの程度、社内にある「問題」をセンス良く感知し、対処しようとするか。結局はそれが、考えていることや目指していることのレベルや深さの差の表れなのだろうと感じます。 続きを読む
会社の特徴を推し量る視点のひとつに、問題に対する感度というものがあるように思います。その会社がどの程度、社内にある「問題」をセンス良く感知し、対処しようとするか。結局はそれが、考えていることや目指していることのレベルや深さの差の表れなのだろうと感じます。 続きを読む
コンサルタントを入れれば、ハイレベルの見識と情報を基に、外部の第三者として有益な知見を提供してくれる。そのように企業側が期待をするのは当然です。もちろん、専門家の立場としてそのように努めるのですが、だからといって必ずしも「正しい」ことを言うとは限らないという実情も、実はあります。 続きを読む
ここ最近、クラウドの障害が実は多発しています。気になるのは、クラウド上にサービスを構築した結果として停止を余儀なくされる、各種のサービス事業者のほうです。そのうちに、そうした事業会社の「責任感」が厳しく問われる流れが来ると思います。 続きを読む
DXが叫ばれるなか、ユーザー企業にはますます高度なIT活用スキルが要求されています。ITを使いこなすには、それができる能力が必要なことは言うまでもありません。ただし一方で、それを組織として整備しようとする努力は足りているでしょうか?不足していれば、わりと簡単に足元をすくわれるという実態があります。 続きを読む
日本企業のDXの取り組みは、残念な傾向を示しているそうです。企業がITを採り入れる取り組みにおいて、こうした傾向は今に始まった話でもありません。繰り返されているその要因は、日本の組織における典型的なリーダーシップにあるのではないでしょうか。 続きを読む
困難な状況下で2021年が始まりました。このような難しい時期だからこそ、目の前の課題に対処する前に、一旦時間を取って自社の「あるべき姿」を問い直す念頭にされてはいかがでしょうか。それが、これからつづく困難な時期における自社の力強いエンジンとなることでしょう。 続きを読む
DXという社会風潮にそそのかされて、ITツールやソフトウェアを急いで導入しようとしているなら、少し立ち止まったほうがよいでしょう。DXを考える前に、アナログなアプローチから始めたほうがよい企業は、実は多くあると思っています。 続きを読む
デジタル化に取り組もうとする経営者の方に、ぜひ申し上げたいことがあります。それは、日本の経営者が陥りがちな、悪しき習性を改めることです。その習性を持っていない方には釈迦に説法ですが、それでも改めて、肝に銘じることは価値があると考えます。それほどに、デジタル化など考える以前の問題だからです。 続きを読む
日本の行政はデジタル化において世界に後れを取っている、とマスコミははやし立てます。事実そのものは間違ってはいないと思いますが、世界各国が同列で勝負するような話でもありません。進んでいるか遅れているか評価する前に、日本の行政システムや業務プロセスが、現在いかなる状態にあるのかを理解することが先ではないでしょうか。 続きを読む
人間社会を観察していると、多くのアナロジーが見つかるものです。それが意外なもの同士の組合せだったりすると、好奇心が高まると同時に、世の中意外と狭いものだなとも感じます。最近わたしが発見した、「筋トレ」と「ビジネスシステム」のアナロジーの話を、紹介したいと思います。 続きを読む