「知らない」を知る
経営者や経営幹部の方々とITの話をするとき、時々出くわすのが、「自分はどこまでITのことを知っているべきなのか」という論点です。 というよりもむしろ、「経営者である自分は、ITのことなど詳しく知っている必要はないはずだ」 … 続きを読む
わたしがお客さまの前でよく使う言葉で、通じないことが多いもののひとつが、「因数分解」です。 しかし、この因数分解、デジタル化においては極めて重要なスキルだとわたしは思っていますので、めげずに使っています。 ここでいう「因 … 続きを読む
マスコミがさかんに「日本企業はデジタル化が遅れている」とはやし立てるせいか、判断に必要な情報が足りない、業務が非効率で混乱している、などといった課題に直面したとき、「システムを入れよう」という発想になる経営者や経営幹部が … 続きを読む
最近、地方銀行発のデジタルバンクとして、(少なくともIT業界や金融業界の周辺では)鳴り物入りで事業をスタートした「みんなの銀行」が、3年連続赤字で事業存続の危機と報道されたのが注目されていました。 同行は、勘定系をはじめ … 続きを読む
わたしはここ数年、甘党傾向が年々極まってきているところがあります。始めは人様に差し上げるお土産として購入していたのですが、そのうち自前にもついで買いするようになり、拍車がかかってしまいました。最近では、訪問などで外出して … 続きを読む
ビジネスのしくみ化について、わたしは度々、その重要性を様々な場所で述べています。 一方で、識者と呼ばれる人の中には、スタートアップや小規模企業が仕組み化に拘り過ぎると、ビジネスにおける柔軟性を低下させて成長の足かせになる … 続きを読む
先月のコラムでは、幹部社員をどう育成していくことができるかについて論じてみましたが、今回はその続きです。 会社のコアになるようなハイレベルの人材については、専門的なスキルを持つ人材を社外から入れたがる経営者もよくいます。 … 続きを読む
中小規模の会社で、有能な人材の不足を嘆いていないところを聞いたことがありません。それは今も昔も変わりませんし、洋の東西も問いません。名経営者として現在謳われているような方々であっても、かつて中小企業だった折には、やはり自 … 続きを読む
ここ最近読んでいた記事のなかで目を引いたもののひとつに、「国家ブランド力」で日本が60か国中でトップに立った、というトピックがありました。アンホルト-イプソス国家ブランド指数(NBI)というもので、フランスの調査会社イプ … 続きを読む
昨年中の仕事の活動を振り返ると、結局のところ「自分でできることが自分の限界を決めてしまう」のだという(当たり前の)ことを多く実感させられたように思います。 昨年は、製造業の企業に触れる機会が複数ありました。これまで脈々と … 続きを読む